あけぼの通信

あけぼのニュース

あけぼのコラム

2014.05.01

社員が語る、薬剤師のキャリアアップ – 佐藤勝洋先輩の場合

ファイル4 佐藤勝洋先輩の場合
社員が語る、薬剤師のキャリアアップ -佐藤勝洋先輩の場合

佐藤勝洋
1983年秋田県生まれ。大学卒業後、流通系大手ドラッグストアに入社。管理薬剤師として3年勤務の後、2011年2月からあけぼの薬局勤務

- 佐藤さんは、小さい頃から薬剤師に憧れていたそうですが。

佐藤 子供って、ボタンが沢山あるとか、引き出しが沢山あるとか「沢山」に弱いじゃないですか。私の場合は、調剤薬局のガラス越しに見える沢山の棚や様々な色の薬にいつもグッときていたのです。

- 子供の頃の理想が実現したわけですね。

佐藤 その分、現実とのギャップに失望したこともありました。というのは、医療の現場は、資格によって「できること」と「できないこと」が厳しく制限されているからです。気持ちを切り替えられたのは、「診療科による制限がない」という薬剤師ならではの強みを認識してからです。「究極のジェネラリスト」という新たな目標ができました。

- キャリアのスタートは、調剤併設の大手ドラッグストアチェーンだそうですが。

佐藤 はい。しかし、大手とは名ばかりで、研修も十分にしない。それどころか入社半年でいきなり管理薬剤師を務めることになりました。これには、さすがに驚きました。しかも配属先は、事務職もいない独りぼっちの店。処方箋は月200枚程度でしたが、商品名すらもあやふやな新人には過酷な現場でした。

- どうやって乗り切ったのですか?

佐藤 幸い、そこで素晴らしい先輩方に出会えたから乗り切れたのだと思います。困った時にはいつも電話で相談していました。とはいえ、最終的に判断するのは自分。いい意味での「度胸」が身についていきました。

- 知識量も、若手にしては相当なものになったのでは?

佐藤 そうですね。薬剤師の仕事には、「知らなかった」ということが命取りになることがあります。逆に「知っている」ということが、自分の中での安心材料や自信につながることが多々ある。その場に相談できる相手のいない一人薬剤師ならなおさらです。最初の3年くらいは、とにかくたくさんの情報をもつことに躍起になっていました。薬学をはじめとして、医学、栄養学、保険制度などとにかく分野にとらわれずに寝る暇も惜しんで徹底的に詰め込みました。もちろんその分たくさん漏れているのですが(笑)。

- 当時は、どのようなキャリアプランを描いていたのですか?

佐藤 30歳までは徹底的に知識を詰め込んでいい時期で、経験値はおのずと後から追いついてくるのだと自分なりに考えていました。ですから、一人薬剤師の店舗という過酷な環境に置かれても、それほど苦ではなかったのです。

- 処方箋の数を年間で200枚から3倍の600枚に増加させたそうですが。

佐藤 結果がついてきたということでしょうか。管理薬剤師としての業務が一通りできるようになったら、次の課題は集客だと考えました。「吸入剤の説明をしてくれなかった」「雑な説明でよくわからなかった」といった話を患者様から、よく聞いていたので、丁寧に薬の説明をすることが効果的だと思いました。ですから、それを徹底的に実践したのです。

- 説明がそんなに威力を発揮するのですか?

佐藤 はい。専門用語を使わず、わかりやすく、しかも服薬意義を感じてもらえるような表現で説明をするのは難しいと痛感しましたね。答えに窮した時には、必ずメモし、あとでとことん納得がいくまで突き詰めるようにしたのです。その習慣は今でも続いています。

- せっかく成果が出てきたのに退職したのは?

佐藤 頑張りすぎた分、そこで燃え尽きてしまったのです。退社後は、3か月も家でぼんやりしていました。このままでは社会復帰が危うくなると焦ってあけぼのに入社したのです。

- 綱島店で新たな取り組みをしたそうですが。

佐藤 ひとつは服薬指導が座りのスタイルなので、次の患者さんが来るまで雑談も含めてなるべく時間をかけて話すようにしたこと。二つ目は、しょうが湯や使い捨て手袋など雑貨類のディスカウント販売。ドラッグストアで働いていた時は面倒だと感じてましたが、いざなくなると寂しくなり、わざわざ仕入れました(笑)。周辺の価格を調査してどこよりも安くしたので、それだけ買いに来るお客さんは絶えません。

- 最後に、後輩へのアドバイスをお願いいたします。

佐藤 前職の経験で、仕事も勉学も「やらされている」うちは駄目だと思います。とにかく「自分から自発的に」という考えが大切です。僕のやり方に興味を持った人は気軽に声をかけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

前のページに戻る

 

 

LINEで送る

新卒・中途採用 迷われている薬剤師の方へ 「きっとあなたにちょうどいい」、あけぼのの採用情報はコチラです
このページの先頭へ