薬局に適した方法かもしれない「リーダーシップ3.0」とは?

先日、当社のある薬局の管理薬剤師から、こんな悩みを相談されました。

「私はまだ経験が浅く、知らないことが沢山あるし、判断に迷うことも多いのですが、薬局内には『管薬はすべてについて、他のスタッフよりも出来て当たり前』という雰囲気があり、質問したり、相談したりしにくいのですが……。どうしたらいいのでしょうか?」

私はかねてから、世に出ているリーダーシップ論や推奨されているキャリア制度は、薬局には合わないと考えていました。というのは、いずれも、上場して数千人規模を擁する会社を対象に書かれたノウハウだからです。全国には約6万薬局がありますが、個店もしくは中小法人が運営しているケースが大多数を占めています。もちろん、私のような違和感は、中小・中堅の小売業、製造業、不動産業などで働く人々も持っていることでしょう。

大企業に入社すると次の事は当たり前だと思います。長年蓄えたノウハウで鍛えられた先輩が直属の上司となる。オフィスには、見渡すほどの社員がいて、同期と情報交換ができる。隣の課が何をしているのか、いつも見えている。直属の上司の上も、またその上も、ずっとその上も、自分の将来を映しているかのように存在し、何をどれぐらいすればどうなるのか、キャリアパスが明確にわかる。

ところが、先述のように薬局は事情が全く異なります。
薬局には、数人、多くても20人前後のスタッフしかいない。他の薬局、他の会社がどうなっているのか知りにくい。何をどうすれば一番いいのか、試行錯誤で頑張ってきた先輩から職人技の伝授は受けるが、体系立ったノウハウは存在しない。そのうえ、調剤薬局の業界は、医薬分業後発展した業界のため、歴史は新しく、業界全体の過去の蓄積もありません。

決して一人前でない上司を推奨している訳ではなく、今ある現状の中で最高のパフォーマンスを発揮する方法はなんだろう?と考えていました。
もちろん、ソフト面だけではなく、情報を共有するシステムの構築などハード面での改善点もたくさんあると思います。

そんな中、「リーダーシップ3.0」にくわしい吉田典生氏とお話をする機会があり、私自身とても勉強になりました。薬局に合っている方法の一つではないかと思っています。

その内容は、当社の社内報で紹介しましたが、新しい3.0型リーダーシップに興味をお持ちの方は、下記からもお読みいただけます。
お時間があるときに、ぜひどうぞ。

http://akb-y.co.jp/news/tsushin/267/