明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、よい新年を迎えられたことと思います。

昨年は薬価の毎年改定が発表され、また調剤報酬改定がおこなわれた年でした。薬局にとって非常に厳しい改定内容となり、方向性を大きく見直すチェーン薬局が多く出た年でもありました。当社が堅調な業績を残すことができたのは、現場と本部が一体となり、先を見据え早い段階からあらゆる面で積極的に効率化を推し進めてきた努力が形になったからと考えています。これは上からの指示だけでは到底達成できません。自分たちの薬局を会社を、少しでも良くしたいと自ら考え自然に行動に移す素晴らしい人が集まる組織だから実現できました。今後も人間性を最重要視し、採用を続けていきます。堅調な業績は、世の中の当たり前のことを当たり前におこなうことから生まれると考えています。

一方でグループの受付回数４万回の制限が報酬改定で新たに設けられ、当グループは利益率の高いグループになりました。国が与えてくれた機会を大切に、社員や薬局、企業に積極的に投資し、社会が求める薬局を増やすことで世の中に貢献していきます。

医療業界に対する世間の目は一層厳しくなり、私たちの存在価値が問われる時代に入っています。当社の強みである「人」と「柔軟性」を活かし、世の中に必要とされる企業であり続けるため、果敢に挑戦していきます。

２０１７年が当グループにとってまた皆さんにとって、飛躍の年となることを心より願っています。