あけぼの通信2016.08.26理想の自分を目指し頑張る仲間の紹介【新保英雄さん編】
新保 英雄
2014年3月入社。薬局事業部配属、複数店勤務後、2015年4月に宮内店の管理薬剤師に。現在はエムシー薬局矢部店で管理薬剤師として勤務。
仕事に対しての心構えを教えてください。
どうせやるなら楽しくやろうというのが基本的な考え方です。嫌な仕事が来たとき、まずはそれから逃げられるかを考えます。逃げられないのであれば受け入れるしかない、それなら楽しくやろう、と。
また、何とかなるだろう、と楽観的に考えるようにもしています。あれこれ考えて不安感が出てくるとそれが反発に変わり、「なぜ自分がやらなきゃいけないの?」というマイナスの感情が出てきてしまうからです。
あけぼのに入社した当初は薬局事業部で様々な店舗で勤務していました。
店によって診療科や薬の配置が違うので大変な部分もありますが、基本的にやることは同じ。その中でいかに楽しみを見つけるか、ということだと思います。
例えば、高級住宅地にある店だと患者さんの層が他とは違うことに気づきます。そこに興味を持つと今日はどういう人が来るのか、だんだん楽しみになってきます。他にも、近くにおいしい店があった、店舗周辺の街の雰囲気が良かった、店舗の人と仲良くなった、とか。そういうちょっとした楽しみが自分を後押ししてくれて、店に行くこと自体が苦にならなくなるんですよね。
どのようなきっかけで今の考え方になったのでしょうか?
前の職場でデール・カーネギーの「道は開ける」を読んだのがきっかけです。この本には不安がある時の対処法や問題解決方法、処世術に関することなどがたくさん載っています。
この本の通りに進めていくと物事がうまく進むし、ポジティブな考え方が身に付きました。
今でもよく読み返して、この本の中身を自分の生活に取り入れるようにしています。
現在は管理薬剤師としての勤務です。
薬を渡す作業の中で、どうしたら患者に喜んでもらえるのか、を考えながら業務に取り組んでいます。ただ薬を渡すだけなら機械と同じだし、自分にしかできない事を持つこと、あの店に行けば色々教えてくれると思われること、が大事だと考えています。そのために、知識や話の引出しをたくさん持つようにしています。テレビでやっていた健康法とか、ちょっとした豆知識を話すと患者さんから喜ばれることが多いですね。「道は開ける」に載っている話をすることもあります。
仕事に対するモチベーションを保つコツを教えてください。
悪いことばかり考えていてもそれは起きないことが殆ど。そんなことより与えられた仕事をいかに楽しくやるか、だと思います。また、一生懸命やってダメだった時は、あえてそれを忘れるようにしています。くよくよと引きずらない、というのも大事だと思います。
■本の紹介
デール・カーネギー著『道は開ける』
様々な立場・境遇の人の問題対処法が、具体的なエピソードを交えて多数紹介されている。
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